SHO ISHIKAWA ミツカル取締役/CHRO 石川 昇
商社・リクルートを経て起業。
グローバル企業の
日本法人代表も
経験した百戦錬磨の男が、
ミツカルから
感じとった熱量とビジョン。
Q. ミツカルに入社前のご経歴について教えてください。
上智大学を2012年に卒業後、化学系の専門商社であるCBC株式会社に入社しました。
CBCで2年勤務した後、2014年には株式会社リクルートに転職。
主に、大手企業を対象にした新卒メディア営業を経験しました。
2018年10月にリクルートを退職後は、個人事業主として独立。
2022年には、韓国最大のキックボードシェアリング会社である、SWING株式会社の日本法人の代表に就任。
そして、2023年の10月にこのミツカルへ参画しました。
Q. これまでの転職・起業のきっかけなどを教えてください。
新卒入社したCBCは非常に良い会社ではあったのですが、ポジション・給与が年功序列に基づく要素が強かったため、当時の私の価値観とギャップが生じ、頑張りがダイレクトにポジション・給与に反映される、リクルートへの転職を選択しました。
リクルートでは、部長・役員等その後の仕事内容や年収が見えてしまい、何か物足りなさを感じていました。
ホリエモン(堀江貴文さん)のような人生を歩めないのだろうか、これからの人生のチャンスを全て掴み切ったらどうなるのか、といった思いが強くなり、29歳で独立を選びました。
当時は、労働市場に「裸一貫で立ってみる」くらいの決意をもった独立でしたね(笑)。
Q. ご自身のビジネスにおける、転機となったエピソードを教えてください。
SWING時代は、非常にタフな経験を積むことができました。
当初、私は業務委託として同社に関わっていたのですが、当時の日本法人代表が本国の創業者からのプレッシャーに耐えきれず、失踪してしまったのです。
キックボードシェアリング事業では公共道路を走行するという特性上、サービス開始時に警視庁・総務省・国交省や自治体などとの折衝が発生するのですが、そもそも失踪した代表と連絡がとれないため、進捗等がまったく分からない状況に陥ってしまいました。
関係各所に迷惑をかけてしまわないよう、持てる力を全て注ぎこみ、何とか代表の家を探し出し、深夜に訪問して彼との対面に成功。
彼が使用していた社内メールを使って、担当が変わる旨の連絡を各所にいれ、折衝を再開することができました。
ですが当然、折衝相手側は「これだから海外の会社は…」といった反応で、大きなビハインドを背負った状態のまま、私が日本法人の代表を務めることになりました。
余談ですが、創業者は韓国のイーロン・マスクと呼ばれるほどの人物で、非常にエキセントリックかつ厳しい人物です。
そのような人物から大きなプレッシャーを受け続けながら、とてつもないビハインドを覆すために奔走を続け、最終的に何とか目標達成に成功。
この時期は人生で一番しんどかったですが、間違いなく大きな成功体験として、自身の成長に寄与していると言えます。
Q. ミツカルに参画した経緯について教えてください。
前述のSWING社の日本法人立ち上げが、私にとって初のスタートアップの経験です。
資金調達を行い、チームを形成して成長に導く。
業務としてはタフなものが続きましたが、非常に面白く、やりがいの感じられるものでした。
そして、年齢的に30代後半に差し掛かるにあたって次はアーリーフェーズから上場、さらにグローバル展開までをやりきりたい、と強く思うようになったのです。
一方で、自身で立ち上げたい事業は特になかったため、「面白そうな経営者と一緒に働けたら」という考えが頭に浮かびました。
そこで友人から紹介された人物が、代表の城之内でした。
城之内とは、最初の10分程度の会話で意気投合し、すぐに飲みに行くことを決めたことを覚えています。
ミツカルに参画した決め手は2点あります。
まず、城之内の圧倒的な視座の高さと揺るぎないビジョンです。
彼の掲げる「時価総額10兆円」「従業員1万人」の企業を目指す、というビジョンに対して、当初は半信半疑に聞いていた部分がありました。
ですが、彼の普段の言動、そして飲みの場であっても、ミツカルの未来を熱くロジカルに語る姿を何度も見ることで、彼ならばそれらのビジョンを実現できる、と信じることができたのです。
城之内の思考や発想が私とはまったく異なるため、彼についていけば「自身の新しい成長」を遂げたうえで、「自分一人では開けない扉をガンガン開けていける」「未知の世界・面白い人生を見ることができる」と感じました。
もう1点は、ミツカル若手社員の圧倒的な熱量と営業力です。
ミツカル社内にて、夜になっても若手社員がテレアポをしている姿を見て、冗談ではなく、非常に感極まるものがありました。
出世や業務での成果をあまり気にせず、ライフワークバランスを重視する若者が増えている中で、これほど仕事を「頑張っている」若者の集団に出会うことが珍しく、本当に胸を打たれました。
昔から私の中にある「強い会社は営業が強い」という美学と、ミツカルがまさに合致した瞬間でしたね。
Q. 当時のミツカルから受けた印象と、現在の状況を教えてください。
「時価総額10兆円」という途方もない目標に対して、「どうせやるなら、高いところを目指した方が面白い」という共通の考え方を持って立ち向かえる、熱くて面白いメンバーが集まっていると感じました。
例えるなら「草野球チームなのにワールドシリーズ優勝を本気で目指している」といったイメージです。
他の会社では得られないほどの熱狂とキャリア・報酬などを実現できる、「ハイレベルな部活」のような集団ともいえます。
今は私を含めて、ある程度の年次を経た人間がジョインして社員数も100人弱となったことにより、当時のやんちゃな若手集団が洗練されて、本当に目標の実現が見える組織になったと感じています。
設定した数値目標をずらすことなく達成できているため、着々と目標達成に近付いているというポジティブな実感が、会社全体で芽生えていることが見てとれますね。
Q. 今後のビジョンについて教えてください。
ミツカルに人事の責任者として入社した際の目標が、「1万人を採用する」というものでした。
この「1万人採用」が完了すれば、「自分の人生ではもう一生採用業務はしない」と半分は本気で考えています(笑)。
人生において「思いっきり働ける」期間には賞味期限があると考えていて、私自身の場合は45歳くらいまでだと思っています。
昨年ミツカルに入社した時の年齢が36歳なので、1回のチャレンジを5年とすると、現在のミツカルでの挑戦が貴重な「チケット」の1枚だと考えています。
まず、区切りの40歳までに「1万人採用」にとことん全力を尽くして、40歳の時点で残りの「チケット」をどう使うか。
その時点のミツカルと、私自身がどのような成長を遂げているか。
その後の動きも含めて、色々想像するだけでワクワクしていますね。