SOTA MIURA ミツカルプロフェッショナル取締役 三浦 颯太
人材支援×事業支援で業界に変革を。
Q. 社労士事業部では、どんな価値提供をされているのでしょうか?
私たちは、社労士業界に特化した人材サービスを展開していますが、
その中身は、いわゆる「人材紹介会社」という枠には収まらないものだと考えています。
社労士業界には、大きく分けて
- 事務所として成長していきたい側
- 個人としてキャリアを広げていきたい側
この両方が存在しています。
私たちは、そのどちらか一方を選ばせるのではなく、両者を分断せずにつなぐことにこそ価値があると考えています。
単に求人を出して人を採る、という話ではなく、社労士一人ひとりのキャリアと、事務所や士業グループの事業戦略をどう接続するか。そこに向き合っているのが、社労士事業部です。
例えば、社労士事務所で働いている方のキャリアを考えると、「別の社労士事務所で働きたい」という選択肢だけでなく、事業会社で労務として経験を積みたい、あるいは将来的に独立したい、というケースも少なくありません。
もし、社労士事務所の求人しか扱っていなければ、そうしたキャリアの可能性は狭まってしまいます。
そこで私たちは、会計事務所業界に特化した人材サービスも展開している強みを活かし、
グループ内に社労士法人をつくり、クライアントへの価値提供の幅を広げたい税理士法人と、
将来的な独立を視野に入れている社労士の方をつなぐといったご提案も行っています。
社労士のキャリアと、士業グループの成長戦略。その両方を理解しているからこそできる、少しクリエイティブな価値提供だと思っています。
Q. 社労士業界の採用には、どんな課題があると感じていますか?
社労士業界は、一見すると安定しているように見える業界です。
しかし、内側に入ってみると、採用という観点では構造的な課題を多く抱えていると感じています。
例えば、次のような点です。
- そもそも積極的に成長しようとしている事務所が多くなく、市場全体として採用枠が限られている
- 経験者ほど転職市場に出てこないため、一般企業と比べて雇用の流動性が低い
- 事務所として目指している方向性と、個人が描いているキャリアが噛み合わないケースが多い
- 給与水準が相対的に低く、柔軟な働き方ができる事務所も少ないため、ライフステージの変化をきっかけに退職せざるを得ない状況が生まれやすい
こうした課題に対して、単に「社労士事務所の求人を増やす」だけでは、根本的な解決にはならないと考えています。
前述の通り、私たちは社労士事務所という枠に閉じず、本人のキャリアが実現できる機会を創出していくことを重視しています。
キャリアの自己実現を図りながら、社労士事務所で培ってきた専門性が、より広いフィールドで活かされる可能性を広げていく。
同時に、社労士事務所がクライアントに提供できる価値の幅を広げていくことで、そこで働く人の市場価値や給与水準そのものを引き上げていくことも必要だと考えています。
採用の問題は、人の問題であると同時に、キャリアと事業の設計の問題でもある。
私たちは、そう捉えています。
Q. そうした課題に対して、社労士事業部としてどのようなアプローチを取っているのでしょうか?
私たちがまず意識しているのは、
「採用」というテーマを、単発の人の補充として扱わないということです。
社労士業界では、
「人が足りないから採用する」
「辞めたから補充する」
といった対処的な採用が多くなりがちですが、それでは根本的な課題は解決しません。
そこで私たちは、
- その事務所が今後どうなっていきたいのか
- どんな価値をクライアントに提供していきたいのか
- そのために、どんな人材・役割が必要なのか
といった事業の設計から逆算して採用を考えるアプローチを取っています。
採用はゴールではなく、事業を前に進めるための手段。
この前提を、事務所としっかり共有するところから支援を始めています。
Q. 社労士事業部ならではの支援として、特徴的な取り組みはありますか?
前述のようなヒアリングを丁寧に行う中で、場合によっては採用ではなく、M&Aやグループ化という形での事業拡大をご提案することもあります。
また、「クライアントへの提供価値をさらに高めていきたい」というニーズに対しては、
当社と連携しながら、新たなサービスの立ち上げや事業拡充をご提案するケースもあります。
私たちにとって、採用はあくまで事業成長を前に進めるための一つの手段にすぎません。
前に進むために事業成長が必要であれば、そこまで踏み込んで支援する。
社労士事務所そのものの進化を支援することが、結果として、この業界で働く人のキャリアの選択肢を増やし、ひいては日本社会への貢献につながっていくと考えています。
Q. 社労士事業部として、今後どのような存在を目指していますか?
私たちが目指しているのは、社労士業界にとっての「なくてはならないインフラ」です。
採用に悩んだとき。
キャリアに迷ったとき。
事業を広げたいと考えたとき。
そのどこかに、自然と私たちがいる状態をつくりたい。
人材、キャリア、事業。
これらを点ではなく線でつなぎ、社労士業界全体が前に進んでいくための土台になる。
短期的な成果ではなく、長期的に業界をより良い方向へ支援し続けるパートナーでありたいと思っています。
Q. 最後に、社労士事業部で働く魅力を教えてください。
この事業部の面白さは、「人材紹介会社らしくない仕事ができるところ」だと思います。
社労士一人ひとりのキャリアに向き合いながら、事務所や士業グループの事業づくりにも深く関われる。そして、その積み重ねが、業界全体の構造を少しずつ変えていく実感を持てる。
ニッチな業界だからこそ、深く入り込める。自分の仕事が、業界の「当たり前」を更新していく。
そうした手触り感を、日々の仕事の中で感じられる環境です。
また、社労士事業部は新卒メンバーを中心に構成されています。
育成には時間がかかりますが、その分、先入観なく人材紹介というビジネスそのものを捉え直し、
「人材紹介会社らしくない仕事」を広げていく可能性を秘めたチームだと考えています。
事業も、業界も、当たり前を変えていく。
そんなインパクトのある仕事に挑戦したい方は、ぜひ一度お話ししましょう。